ものづくりの匠と作る宝箱
春分の日の昨日、弊社のご近所の豊中市立庄内公民館で「春の親子木工教室」の講師を
務めてまいりました。
昨年に引き続き2回目の講座です。
今回のテーマは「ものづくりの匠と作る宝箱」。
前回の額縁を作る講座が好評だったため、今回の” ものづくりの匠と作るシリーズ” の
第2弾開催となりました。
例によって公民館のご担当比嘉さんからのご依頼で、対象は小学校3~6年生の
子供さんとその親。
そこでご提案させていただいたのが” 宝箱 “です。
子供のころ、大人から見ればガラクタにしか見えないモノでも、自分にとっては宝物というモノが
誰にでもあったと思います。
そんな宝物を大切に保管できる ” 宝箱 ” を自分で作る楽しみと、出来上がってから宝物を入れ
そしてそれがコレクションのように飾れるというアタッシュケース型宝物ケースです。
蓋の部分の開口に透明アクリルがはめ込まれて、立てておけばコレクションケースに。
また持ち運びもできるようにハンドルを付け、友達の家にそのまま持って行けるというスグレモノ。
会場となる教室へ向かう講師陣(弊社スタッフ)の後ろ姿が頼もしい。
参加者も集まり、ご挨拶のあと注意事項などの説明を行ってからスタート。
時間の許す限り、”鋸を引く” ”ボンドを着ける” ”釘を打つ” ”サンドペーパーで磨く” ”ネジを留める”
などの作業は最低限やらせてみたいと考えておりましたので、その工程ができるモノとして、材料を予め工場で
組立キットのようにプレ加工を施しております。
最初は初めて持つ工具に戸惑いも・・・ ※緊張からか彼は右利きですが左手で金槌を持ってます(>_<)
できるだけ子供達に作ってもらおうとはしましたが、どうしても難しいところは
お父さん、お母さん、そして本職が。
開口部は好きな形や大きさを自分でデザインして切り抜き、宝物に合わせた内部の仕切りを作ります。
※公民館の比嘉さん(右)も講師の一人としてお手伝いいただきました。
こちらのご婦人は急遽お一人でのご参加ですが、弊社辻と二人である意味親子っぽかったです。
完成したものにはアクセサリーを入れるそうです。
参加してくれた子供達、最初は慣れない工具に戸惑いながらも、最後はとても喜んでくれたようです。
内部をオレンジに塗った女の子は ” 宝石 ” を、色をぬらなかった男の子はゲーム機を、
全体を黒にした男の子はノートパソコンを入れるそうです。
みんな参加してくれてありがとう!
(^-^) (^O^) (^-^) (^O^)
前回、今回と2度にわたり一緒にやってきた担当の比嘉さん。
4月から某市役所へ移られるとのことで、この講座で一緒に活動するのが最後となってしまいました。
比嘉さんのおかげで、非日常的なとても楽しい経験をさせていただきました。
社員一同感謝致しております。
短い期間でしたが、一緒に講座をできてとても楽しかったです。
新天地でのご活躍を心よりお祈りしております。
比嘉さん、ありがとうございました!お元気で!
by : suzuki